【レビュー MRO-W10A】日立ヘルシーシェフを旧型機種と比較【 2022年7月発売】

目次

過熱水蒸気オーブンレンジ「ヘルシーシェフ」MRO-W10Aの概要

ヘルシーシェフシリーズは日立の加熱水蒸気オーブンレンジ。

日立のオーブンレンジの最上位機種がMRO-W10Aです。

特徴は、食品の重さと温度をはかって火加減や時間をオートでコントロールしてくれる「Wスキャン」。

さらに最上位機種はタッチパネルになって操作性が向上していることが特徴です。

旧機種MRO-W10Z 新機種MRO-W10Aをスペックで比較

製品名ヘルシーシェフ MRO-W10Aヘルシーシェフ MRO-W10Z
タイプオーブンレンジオーブンレンジ
庫内容量30 L30 L
使用人数4 人4 人
庫内構造庫内フラット庫内フラット
ドア開閉方向縦開き縦開き
加熱方式ヒーター/コンベクション/スチーム/過熱水蒸気ヒーター/コンベクション/スチーム/過熱水蒸気
最大レンジ出力1000 W1000 W
2品同時あたため
ピッタリ設置左右背面左右背面
センサー重量センサー、センター赤外線センサー、温度センサー重量センサー、センター赤外線センサー、温度センサー
50Hz対応(東日本)
60Hz対応(西日本)
付属品外して丸洗いテーブルプレート/角皿2枚/焼網外して丸洗いテーブルプレート/黒皿2枚/焼網
操作・お手入れ機能
カラータッチ液晶
音声対話
自動メニュー数265268
レシピ数312315
自動お手入れ
脱臭
スマートフォン対応
チャイルドロック
グリル大火力平面グリル大火力平面グリル
トースト
2段オーブン
オーブン最高温度300 ℃300 ℃
オーブン最低温度100 ℃100 ℃
発酵(パン機能)
過熱水蒸気
ノンフライ機能
スチームタンク式タンク式
待機時消費電力ゼロ
年間電気代*11903.5 円1903.5 円
年間消費電力量70.5 kWh70.5 kWh
省エネ基準達成率104%(2008年度)104%(2008年度)
サイズ幅497x高さ375x奥行442(ハンドル含む:500)mm幅497x高さ375x奥行442(ハンドル含む:500)mm
質量18 kg18 kg
庫内寸法幅401x高さ218x奥行322mm幅401x高さ218x奥行322mm

スペック上違いは、オートメニューが減ったことです。

新機能については以下に記載します。

旧機種MRO-W10Z 新機種MRO-W10A共通の特徴

カラータッチパネル液晶

日立HPより引用

MRO-W10Aは一つ下のグレードであるMRO-W1Aとここが大きく違います。

カラータッチパネルを搭載したことで、使い勝手が良くなっています。

Wスキャンで賢く調理

Wスキャン
日立HPより

ヘルシーシェフは3つのセンサーが搭載されています。

ヘルシーシェフの特徴である、Wスキャンは(トリプル重量センサー+センター赤外線センサー)+温度センサー複数のセンサーで賢く調理する機能です。

食品の重さと表面温度をはかって加熱のパワーや時間をオートでコントロールしてくれるので手間なくオートメニューで調理が出来るのです。

単純なあたためでも、ムラが少なく、あたため過ぎることも防いでくれます。

2品同時あたため

2品同時あたため
日立HPより

内容の違う2品を同時に温めることが出来る機能です。

温度の違うもの(冷凍と冷蔵)を同時温めできないなど、他機種に劣る面も見られます。

手入れがラク!

はずして洗えるテーブルプレート
日立HPより

ヘルシーシェフに限らず過熱水蒸気機能は、使った後のお手入れが必ず必要になります。

食材から余分な脂が落ちたり、水分が跳ねるためです。

できるだけ簡単にお手入れが出来た方が嬉しいですよね。

ヘルシーシェフの特徴として、手入れがしやすさが挙げられます。

庫内底面が外して洗えるセラミック製のテーブルプレートで、外して流しで洗えますし、側面や天面もヒーターが露出していないので拭きやすいのです。

もちろん汚れが落ちやすい加工も施されています。

簡単時短メニューを搭載

手軽に10分以内でできるスピードメニュー、まとめて調理できる[おかずセット]を搭載しています。

時短機能でありがたいのは、ワンボウル調理機能。ヘルシーシェフの特徴は耐熱ガラスボウルでも耐熱プラスチックボウルでも調理が可能であることです。

新機種MRO-W10Aの新機能

「熱風旨み焼き」で火加減おまかせ。表面はこんがり、中はジューシーに。

日立HPより引用

日立独自のテーブルプレートを皿受け棚に設置し、新形状の焼網をその上にのせる新構造を採用。

下味をつけた食材を焼網の上にのせれば、あとはおまかせで焼き上げる「熱風旨み焼き」機能を搭載しました。

「センター赤外線センサー」で食品の表面温度を見極めるので、冷凍でも冷蔵でもオートで調理でき、レンジ加熱で上昇する食品の温度を見て分量に合わせた調理をオートで行います。

熱風で食材を包み込み、大火力で一気に加熱、肉の旨みを閉じ込めジューシーに焼き上げます。

塩コショウだけの簡単な味付けであとは焼くだけ。

火加減が難しそうな調理が、簡単に美味しくできるようになるのは魅力的ですね。

「Wスキャン」による「野菜シャキシャキメニュー」を拡充

シャキシャキ
日立HPより

食品の重さと温度をはかる日立独自の「Wスキャン」に、野菜をシャキシャキに仕上げる新制御を採用。

食品の重さと表面温度から必要な加熱量を算出し、さらに食品の温度変化から食品のエリアを特定します。

このエリアのみを集中的にセンシングし、短時間で温度変化を見極めることで、最高1,000Wの大火力で一気に調理します。

野菜をシャキシャキに仕上げる「野菜シャキシャキメニュー」を新たに3メニュー採用し、合計11メニューとしました。

最高1,000Wの大火力ですばやく加熱、短時間で仕上げることで、シャキシャキとした食感の歯応えや栄養素を守りながら調理します。

「2品同時あたため」の時間短縮

2品をまとめて適温にあたためる「2品同時あたため」に新制御を採用。

分量のちがう2品の重さと温度をはかり、バランスをみながら最高1,000Wの大火力を使用することで、あたための時間が短縮できます。

例えば冷凍ごはんと冷蔵野菜いための場合、約5分50秒から約5分へと50秒のあたため時間短縮が可能となります。

まとめ:一つ下のグレードも検討してみては

ヘルシーシェフシリーズは毎年着実に進化していて、ユーザーにとってメリットのある新機能が豊富です。

新機種の機能は魅力的だと思います。そのため、機能的には新機種をおすすめしたい。

しかし、最新機種MRO-W10Aと旧機種MRO-W10Zとの価格差は3~4万円。

そこで検討していただきたいのは、一つ下のグレード最新機種MRO-W1A

一つ下のグレードであるMRO-W1Aとの違いは

・レシピの数

・カラータッチパネル液晶

この2点です。

レシピの数はアプリを使うことで増やせますので、考える必要はありません。

カラータッチパネルが欲しいかどうかでグレードを検討するのがよいのではないでしょうか。

カラータッチパネルで操作性は格段に向上しますが、価格差を超える価値があるかどうか。

一つ下のグレードであるMRO-W1Aは3万円ほど安く買うことが出来ます。

一つ下のグレードであるMRO-W1Aの記事はこちら。

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新機種MRO-W10A

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一つ下のグレードMRO-W1A

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