ダイキンEシリーズ「S22YTES/AN22YES」は内部クリーン機能を備えたダイキン家庭用エアコンの入門機です。
ダイキンの中では入門機ですが、他メーカーの入門機よりハイスペックで必要十分な機能が揃っています。
子ども部屋や寝室に設置するのにオススメのちょうどよいスペックの機種です。
S22YTESは住宅設備機器として売られている型番、AN22YESは家電量販店向けとして売られている型番です。
2020年モデルまではスペックに違いがありましたが、2021年モデルからスペックの違いがほとんどなくなりました。
そのためオススメはS22YTESになります。
以下で詳しく解説していきます。
ダイキン「S22YTES/AN22YES」をご検討中の方に参考になれば幸いです。
新機種S22YTES/AN22YES 旧機種S22XTES/AN22XESをスペックで比較
製品名 | S22XTES | S22YTES | AN22XES | AN22YES |
畳数目安 | おもに6畳用 | おもに6畳用 | おもに6畳用 | おもに6畳用 |
電源 | 100V
平行型 | 100V
平行型 | 100V
平行型 | 100V
平行型 |
年度モデル | 2020年モデル | 2021年モデル | 2020年モデル | 2021年モデル |
販売モデル | 住宅設備用 | 住宅設備用 | 家電量販店用 | 家電量販店用 |
冷房対応畳数(目安) | 冷房9畳まで (6~9畳) | 冷房9畳まで (6~9畳) | 冷房9畳まで (6~9畳) | 冷房9畳まで (6~9畳) |
冷房(木造和室目安)*1 | 6 畳 | 6 畳 | 6 畳 | 6 畳 |
冷房(鉄筋洋室目安) | 9 畳 | 9 畳 | 9 畳 | 9 畳 |
冷房能力 | 2.2 kW | 2.2 kW | 2.2 kW | 2.2 kW |
冷房消費電力 | 570 W | 570 W | 570 W | 570 W |
冷房COP | 3.86 | 3.86 | 3.86 | 3.86 |
暖房対応畳数(目安) | 暖房6畳まで (5~6畳) | 暖房6畳まで (5~6畳) | 暖房6畳まで (5~6畳) | 暖房6畳まで (5~6畳) |
暖房(木造和室目安) | 5 畳 | 5 畳 | 5 畳 | 5 畳 |
暖房(鉄筋洋室目安) | 6 畳 | 6 畳 | 6 畳 | 6 畳 |
暖房能力 | 2.2 kW | 2.2 kW | 2.2 kW | 2.2 kW |
暖房消費電力 | 470 W | 470 W | 470 W | 470 W |
暖房COP | 4.68 | 4.68 | 4.68 | 4.68 |
低温暖房能力 | 2.8 kW | 2.8 kW | 2.8 kW | 2.8 kW |
フィルター自動洗浄 | なし | なし | なし | なし |
空気清浄 | ○ | ○ | ○ | |
オートスイング機能 | ○ | ○ | ||
内部乾燥 | ○ | ○ | ○ | ○ |
除菌 | ○ | ○ | ○ | |
PM2.5対応 | ||||
脱臭 | ○ | ○ | ○ | |
イオン機能 | ||||
除湿 | ○ | ○ | ○ | ○ |
スマートフォン対応 | Daikin Smart APP(無料アプリ) | Daikin Smart APP(無料アプリ) | Daikin Smart APP(無料アプリ) | Daikin Smart APP(無料アプリ) |
新冷媒R32 | ○ | ○ | ○ | ○ |
多段階評価 | ★★ | |||
年間電気代 | 19359 円 | 19359 円 | 19359 円 | 19359 円 |
室内機サイズ | 幅770x高さ285x奥行233mm | 幅770x高さ285x奥行233mm | 幅770x高さ285x奥行233mm | 幅770x高さ285x奥行233mm |
室外機サイズ | 幅675(+65)x高さ550x奥行284(+42)mm
()内は突起物の寸法です。 | 幅675(+65)x高さ550x奥行284mm(+42)
()内は突起物の寸法です。 | 幅675(+65)x高さ550x奥行284mm(+42)
()内は突起物の寸法です。 | 幅675(+65)x高さ550x奥行284mm(+42)
()内は突起物の寸法です。 |
室内機重量 | 8 kg | 8 kg | 8 kg | 8 kg |
室外機重量 | 20 kg | 20 kg | 20 kg | 20 kg |
スペックが大きく異なるのは2020年モデルS22XTES。
S22XTESは空気清浄・除菌・脱臭機能がありません。
住宅設備用モデルS22XTES/S22YTESと電量販店モデルAN22XES/AN22YESの違い
住宅設備用モデルS22XTES・S22YTESになく家電量販店モデルAN22XES・AN22YESにあるのはオートスイング機能です。
オートスイング機能とは
フラップを上下に、ルーバーを左右に、交互に動かし、お部屋の隅々まで快適気流を届ける機能です。
住宅設備用モデルでも上下のスイングはあります。
旧機種S22XTES/AN22XES 新機種S22YTES/AN22YES 共通の特徴
水内部クリーン(結露水洗浄)
結露水を利用して、熱交換器を洗浄。
送風乾燥で十分な条件のときは加熱乾燥運転を行いません。(外気温24℃以上または室温25℃以上の場合)
冷房運転で発生させた結露水を利用して、熱交換器の汚れを洗浄。結露水で洗浄後に乾燥運転を行い、熱交換器をキレイにします。
風ないス運転
風があたりにくいように気流制御。
フラップが風向を調節して、冷房は上向きに、暖房は足元から気流を吹き出して、からだに直接風を感じにくいように気流をお届けします。
PIT(ピット)制御 Pure Inverter Technology
0.5℃単位で、温度コントロール。
独自のスイングコンプレッサーと高精度なインバーター制御技術(PIT制御)を組み合わせ、0.5℃単位での細かな温度コントロールを実現しました。
新冷媒R32採用
世界で初めて新冷媒R32を採用。(家庭用エアコンにおいて。2012年11月1日発売。)
地球温暖化係数が従来冷媒の約1/3。
R32(HFC)は、オゾン層破壊係数がゼロで、地球温暖化係数が低い新冷媒です。
新機種S22YTES の新機能!
住宅設備用として売られている2020年モデルS22XTESは新機種2021年モデルS22YTESとなって大きく進化しました。
進化したポイントは空気清浄・除菌・脱臭効果があるストリーマ機能がついたことです。
これにより家電量販店モデルと差がほとんどなくなりました。
ストリーマ内部クリーン
内部クリーンの対象部位は、熱交換器および気流通路です。
冷房・除湿運転の停止後、自動的にストリーマ照射と送風・暖房で乾燥を行います。
これによりカビの発生を抑え、清潔性を保ってくれます。
機能の違いを端的にまとめ
2020年住宅設備用モデルS22XTESは、気流改善のオートスイング機能・空気清浄/除菌/脱臭効果があるストリーマ機能がありません。
2021年住宅設備用モデルS22YTESは、気流改善の左右スイング機能がありませんがストリーマ機能はあります。
家電量販店モデルAN22XES・AN22YESは気流改善のオートスイング機能・空気清浄/除菌/脱臭効果があるストリーマ機能があります。
2020年モデルAN22XESと2021年モデルAN22YESに機能の違いはありません。
結論:一押しはS22YTES!
オススメなのはS22YTESです。
寝室や子ども部屋に設置すると考えたとき、清潔性が求められます。
エアコン内部の清潔度に貢献するストリーマ機能によるカビ・臭い対策は必須です。
2021年住宅設備用モデルS22YTESからストリーマ機能が搭載されており条件を満たします。
家電量販店モデルにあるオートスイング機能は搭載されていませんが、家電量販店モデルと比べて2021年住宅設備用モデルS22YTESは価格がかなり抑えられています。(執筆時で4万円以上の差)
オートスイング機能のために+4万円は出せないと考え、イチオシは2021年住宅設備用モデルS22YTESとなりました。
住宅設備用モデルS22YTESを書斎に設置した!
我が家の書斎は住宅設備用モデルS22YTESを設置しました。
使ってみてとても良いのが、風ないス運転。
直接体に風を当てないこの機能は、ほんとに快適です。
身体を必要以上に冷やすことがなく、心地よい…
運転音も静かで気になりません。
ストリーマが効いているためか、カビの発生も他機種より少ないようです。
正直寝室もこれにすればよかったと後悔しております。(寝室は霧ヶ峰だけど冷えすぎる)
購入はネット、取付はくらしのマーケットで取り付けてもらいました。
これが現状最安でエアコンを購入・取付する方法だと思います。
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